フランスの新古典主義の魁、ルイ16世様式

アンティーク様式について第11弾、ルイ16世様式

 

今回は、前回のオーストリアのヨセフィニッシュとほぼ同時期、

(正確にはヨセフィニッシュの方が若干遅れていますが)

新古典主義の始まりのアンティーク様式、

フランスのルイ16世様式についてご紹介したいと思います。

 

個人的なお話ですが、

ルイ16世と聞くとマリー・アントワネットが思い浮かび、

そうするとふとベルサイユのばらが脳内に舞い込んでくるんですよね。

そうです、ルイ16世様式はこのベルサイユのばらと同時期のスタイルです。

ちなみにマリー・アントワネットはオーストリア人なので、

ルイ16世様式に妙な親近感を覚えてしまいます。

 

余談でしたが、

このルイ16世様式はフランス革命前の最後のアンティーク様式なので、

豪華絢爛で華やかなデザインのインテリアや家具がたくさん残っています。

たくさんと言っても貴族にしか持つことが出来なかったインテリアなので、

お店などではあまり取り扱いがありません。

 

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レアアンティーク、ヨセフィニッシュ

アンティーク様式第十弾、オーストリアのヨセフィニッシュ

 

今回は久々にオーストリアのアンティーク様式についてご紹介します。

フランス・イギリスに押され気味でなかなか表に出てこないオーストリアのアンティーク、

その中でも新古典主義という言葉で埋もれてしまうヨセフィニッシュについてご紹介します。

 

そもそもヨセフィニッシュというカタカナ表記でいいのか迷いました。

ドイツ語だとJosephinischとなり英語読みだとジョセフィニッシュなのですが、

本国オーストリアにならってドイツ語読みでヨセフィニッシュと言うことにしました。

おそらく日本のアンティークショップでヨセフィニッシュと言っても通じないかと思います。。

それくらい馴染みの薄い存在です。

(日本ではオーストリアの初期新古典主義と言えば大体同じ意味になります。)

 

 

さて、このヨセフィニッシュ、

何故こんなにも周知されていないのかというと、

18世紀中期頃のスタイルで相当古いことと、

期間も20~30年ほどでビーダーマイヤー様式に変わっていってしまい、このビーダーマイヤー様式がかなり普及してしまったので、

ヨセフィニッシュ押され気味です。。

 

更に新古典主義といえばフランスのエンパイア様式がとても有名で、

ここでもヨセフィニッシュ埋もれてしまっています。

 

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エンパイア様式(帝政様式、アンピール様式)について

アンティーク様式第九弾、エンパイア様式について

 

前回のイギリス リージェンシー様式が前置きだったとしたら、

今回のフランスのエンパイア様式が本稿です。

 

フランス、と国を限定しましたが、

このエンパイア様式はオーストリアやドイツにも広まりました。

(ウィーン新古典主義という独特な流れも出たそうなのですが限定的なので触れません)

 

ですので今回はフランスとオーストリアひとまとめです。

まぁ、エンパイア様式なんてフランス発フランス大流行スタイルなので、

お話に上がってくるのはフランスのことばかりになるんですけどね。

 

イギリス リージェンシー様式が新古典主義という考えの一環であることは前回述べた通りで、

今回のエンパイア様式も新古典主義の一環です。

エンパイア様式は新古典主義の代表的スタイルと言えます。

 

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イギリスのリージェンシー様式について

アンティーク様式についての第八弾、リージェンシー様式

 

今回はイギリスのリージェンシー様式について見ていきたいと思います。

 

リージェンシー様式は、

1790~1830年頃までイギリスで流行したスタイルです。

同時期(後半)のヨーロッパ本土では、

オーストリアはビーダーマイヤー様式、フランスはルイ・フィリップ様式と、

中流階級向けのシンプルなインテリアが流行していましたが、

イギリスはこの2つのスタイルと比較するのは間違いで、

どちらかというとその前に流行した新古典主義に強く影響を受けたスタイルです。

(新古典主義については次回お話したいと思います。)

 

この新古典主義というのが古典様式のリバイバルなので、

そうです、

またリバイバルです。

でもヒストリスムスとはまた異なり、

もう少し古い古代ローマやエジプトなどのスタイルのリバイバルでした。

 

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フランスのレストレーションとルイ・フィリップ様式

アンティーク様式についての第七弾、ルイ・フィリップ様式

 

前回のビーダーマイヤー様式が19世紀中期頃のオーストリアやドイツの流行だったとすると、

同時期のフランスではレストレーションとルイ・フィリップ様式が流行していました。

 

今回はレストレーションとルイ・フィリップと、

2つのアンティーク様式をご紹介するのですが、

この2つは名前こそ異なるものの、

レストレーションはルイ・フィリップに至るまでの過程の期間で、

この2つをまとめてレストレーションと呼ぶこともある為一緒にご紹介したいと思います。

 

基本的な流れはビーダーマイヤー様式と同じで、

中流階級向けのインテリアということになります。

ただ、その中でもやはりフランスらしさというものが強く感じられます。

特にオーストリアとフランスを比較すると、

その国の特色がよくわかり非常に面白いのです。

 

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ビーダーマイヤー様式について

アンティーク様式についての第六弾、ビーダーマイヤー様式

 

イギリスのビクトリア様式 まで長々と古典様式のリバイバルについて書き連ねましたが、

このリバイバルの前にオーストリアやドイツで起きたブーム、

ビーダーマイヤー様式についてご紹介したいと思います。

 

ビーダーマイヤー様式もやや古典様式の再興に近いのですが、

見た目がかなり異なり、特徴的なので、

アンティークにもこんなスタイルがあるんだなと再発見されるかもしれません。

 

ヒストリスムス やセカンドエンパイア同様、

同じ時期に同じような流行がフランスでも起きているのですが、

こちらについては後述します。

イギリスも若干独特ではありますが似ているので、

こちらについてもまた後述していきたいと思います。

 

では、アンティーク愛好家からは賛否両論あるビーダーマイヤー様式を少し掘り下げて見てみたいと思います。

 

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イギリスのビクトリア様式について

アンティーク様式第五弾、独自路線のイギリス

 

前回まで、

オーストリア・ドイツのヒストリスムスフランスのセカンドエンパイア と、

19世紀後半から始まった古典様式のリバイバルについてご紹介してきましたが、

今回はイギリスの古典様式のリバイバル、ビクトリア様式です。

 

ビクトリア様式は古典様式のリバイバルですが、

他のヨーロッパ諸国と比べやや早期に始まっています。

しかし基本的には19世紀後半から20世紀初頭にかけての再興期間でしたので、

概ね似たような流行となっています。

 

ただしさすが島国、

ヒストリスムスやセカンドエンパイアは若干の違いはあるものの、

似たり寄ったりの部分が多いのですが、

ビクトリア様式だけは一目でわかります。

一言で言えば派手です。

イギリスの独自路線が垣間見えるスタイルです。

 

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フランスのセカンドエンパイアについて

アンティーク様式についての第四弾、フランス!

 

アール・ヌーヴォー前までは、

オーストリア(ドイツ)とフランス、イギリスで、

似たようなスタイルの流行ではあるものの、

名称が異なることが多々ある為、

今回はフランスの一時期のアンティーク様式をご紹介します。

 

セカンドエンパイア、

日本語では第二帝政期と呼ばれる19世紀後半に流行したスタイルで、

産業革命の影響が強くみられるアンティーク様式です。

 

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ヒストリスムスについて

アンティーク様式についての記事の第三弾

 

前回のアール・ヌーヴォーの記事 に続きまして、

今回も歴史をさかのぼる形式でアール・ヌーヴォーの次、

ヒストリスムスについてご紹介したいと思います。

 

ヒストリスムスという名前は日本ではあまり馴染みのないものだと思います。

オーストリアやドイツではかなり有名なアンティーク様式ですので、

これを機に是非ヒストリスムスについての知識を加えてみてくださいね。

 

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アール・ヌーヴォーの歴史と魅力

アンティーク様式についての第二弾

 

前回のアール・デコの記事に引き続き、

今回はアール・ヌーヴォーの記事を書きたいと思います。

 

アール・ヌーヴォーはとても人気があるスタイルで、

色々な作家が色々なアール・ヌーヴォースタイルを生み出したので、

ブログに書くのはかなり緊張します…

上手くまとめられるのか不安で仕方ないです。

 

アール・ヌーヴォーの歴史やスタイルを簡単にまとめるので、

アール・ヌーヴォーが何なのか知りたい方はどうぞご覧ください。

 

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