色々と現を抜かしていたら、
既に冬至を過ぎていました!
明後日クリスマスイブじゃないですか!
どおりでラジオからはクリスマスソングがひっきりなしに流れてるわけだ。
クリスマスソング聴きながらの仕事は結構頭が痛くなるのです。
なぜでしょう?
12月ブログ1個もアップしてなかったんですね苦笑
何やってたんだ私…
反省はともかく。
11月~クリスマス期間は世界中がショッピングの季節なので、
商品の入れ替わりもとても早かったように思います。
もちろん最近ブログで紹介してきたトーネットもたくさん入れ替わりました!
クリスマス直前のブログもトーネットについて書きたいと思います!
今回はトーネットの変わり種をご紹介したいと思います。
トーネットはカフェの椅子やコートハンガーなどがとても有名ですが、
通常カフェやレストラン、家庭で使用される家具以外も色々製作しています。
病院で使いそうな備品や、
お人形用の家具など結構珍しい家具や備品もあります。
今回はそんな中でもかなりレアな、
トーネット製の劇場用の椅子のご紹介です。
トーネット、劇場用にも椅子を制作していたんですね。
手広くやってます。
引き続きトーネット作品に関するブログなのですが、
トーネットと言えば椅子!(特にビストロチェア)
といった感じで、
他の家具があまりイメージ出来ない方もいらっしゃるかと思います。
ベンドウッドで有名な家具メーカーがトーネットなので、
無論椅子以外にも色々な作品が存在します。
ですので今回は、
今までとは少し異なるソファーベッドをご紹介したいと思います。
…あ、
カテゴリ的には椅子でした。
細かいことは気にせずに。
トーネットのソファーベッド、
アール・ヌーヴォー期までの作品は2つしかありません。
最近のトーネットでは、
もっとクッションに重点を置いたソファーベッドを販売しているようなのですが、
初期のソファーベッドは一人用の、
どちらかというとビーチベッドに形状が近いソファーベッドでした。
前回のブログまで結構古いトーネットのお話をしてきたのですが、
今回はトーネットNo.14で一躍有名になった後のデザインをご紹介したいと思います。
今回は椅子のみのご紹介です。
このブログでご紹介しようと思っているトーネットは、
基本的にはアール・ヌーヴォー期までのものです。
ですので今回も1800年代後半の作品をご紹介するのですが、
100年以上経った現在でも、
同じデザインの椅子を世界中で見ることが出来ます。
普遍的なデザインなんですね。
では早速今回のトーネット作品をご紹介いたします。
前回の初期のトーネット、Cafe Daumに続いて、
今回も初期のトーネットの作品をご紹介したいと思います。
前回同様、
1800年代中盤の頃の作品をご紹介することになるのですが、
この頃のデザインは、
シンプルというよりもやはりどことなく優雅な雰囲気です。
良し悪しは好みの問題なのですが、
初期のトーネットは大量に生産するのはちょっと難しい、
貴重な様式なのではないかなと思います。
前置きは今回は簡潔にしておいて…
早速今回ご紹介するトーネットの作品を見ていきたいと思います。
前回のブログ、
トーネットの椅子 No.14 に引き続き、
トーネットについてご紹介するブログを書きたいと思います。
前回が最も有名なトーネットの椅子、
No.14をご紹介したのですが、
今回は初期の頃の椅子をご紹介したいと思います。
No.14も1859年に製造を開始したので、
トーネットというメーカーとしては初期の作品にあたるのですが…
今回ご紹介したいのは、初期モデルとNo.4です。
後ほど可能な限り詳しくご紹介したいと思うのですが、
初期モデルは1830~1840年代にかけての作品、
No.4は1850年の作品なので、
イメージするトーネットとちょっと趣が違うかもしれません。
では早速トーネットの初期の椅子をご紹介したいと思います。
トーネット、
アンティークの、特にアール・ヌーヴォー様式好きな方なら、
恐らく一度は聞いたことのある名前だと思います。
当店でも取扱数の多いトーネット。
マスプロダクトでありながら、
デザイン性に優れたトーネットは、
一体どの商品が何なのか、
わからなくなるほどたくさんの種類が存在します。
今回から数回にわたってこのブログ上に、
1910年頃までのトーネット製品についてご紹介していきたいと思います。
アール・ヌーヴォー様式限定ということですね。
椅子を中心にご紹介していく予定ですが、
たまにテーブルなどもご紹介出来たらいいなと思います。
さて、初回の今回、
一番最初にご紹介するのは、
トーネットでも最も有名なベンドウッド・チェア No.14、
こちらをご紹介したいと思います。
このNo.14なくしてトーネットは語れません!
椅子の中でも一番有名なのではないでしょうか。
これまで18種類のアンティーク様式について、
それぞれブログでご紹介してきました。
年代も国もバラバラなので、
時系列で見てみるとどんな流れになるのか、
詳しく知りたい方も多いかなと思います。
(私が一番知りたかったりします。)
ですので、せっかくの機会、
ここで一度アンティーク様式の国別・年代別一覧を作ってみたいと思います。
是非参考にしてみてください。
ついにここまで辿り着きました!
ロマネスク様式!
アンティーク様式についての記事は一応これで最後です。
いっぱいすっ飛ばしたスタイルも残っているので、
完全なるフィナーレとは言えないので(仮)です。
(まぁ飛ばしたスタイルはほとんどお目にかからないスタイルでもあるのですが…)
アンティーク様式の記事、最後(仮)を飾るのはロマネスク様式です。
ここまで遡ってしまうとはっきり言ってもう文献が少ないのです。
少ない文献と私の直感で書く記事なので半信半疑で読んでもらえると助かります。
要するにロマネスク様式なんて古すぎて残ってねーよという話です。
前回のルネサンス様式と打って変わって、
今回は中世ヨーロッパのゴシック様式についてご紹介したいと思います。
ルネサンス期に相当なアンチを生んだゴシックですが、
(特にイタリアで)
数百年前から現在に至るまで根強いファンが残っています。
タイトルに中二病とか書いちゃいましたが、
私が中学生くらいの時にゴシックスタイルは憧れましたね。
そんなオタクが多いアンティーク様式のゴシックについて今回は触れてみたいと思います。
ついに来ました、ルネサンス様式の回。
世界史の授業でも美術の授業でも必ず登場するルネサンスという言葉、
ルネサンス以降のバロックやロココ、エンパイアのスタートとも言える新しい(?)スタイルです。
ルネサンスというのはインテリアだけではなく広域にわたった思想なので、
書くのか…と考えただけで上手く書ける自信がなくて震えが止まりません。
でも今回は家具とちょっとだけ建築物に触れるだけで、
他のことには触れません。
さて、このルネサンス時代ですが、
私の歴史の授業を受けた記憶上、
イタリア発の様式なんだろうなと思っていました。
全くもってその通りなんですけど、
ルネサンス(renaissance)ってフランス語だったんですね。
何故かここでフランス語の頑なさに改めて気付かされることになりました。
アンティーク様式について考察していくのも15回目になりました。
ざっくり考察も残すところこのクイーン・アン様式と、
ルネサンス、ゴシック、ロマネスクのみになりました。
…あぁ、最後3つのハードルの高さに既に涙が出そうです。
さて、今回のクイーン・アン様式、
何となく聞いたことがあるような気もするという方も多いかもしれません。
イギリスで18世紀に流行し、
その後イギリスのみならずアメリカでも人気の出たスタイルです。
今回はバロック様式について考察してみたいと思います。
バロック様式、
イタリアで16世紀末に生まれ、
1600年頃から1750年頃までヨーロッパの広範囲に広まった芸術スタイルです。
(年代については各国様々なので、大まかな年代を記しています。)
バロック様式はヨーロッパ中で流行したスタイルなので、
今回もフランスとオーストリア他をまとめてご紹介したいと思います。
…またイギリスだけちょっと違う流れなので別記したいと思います。
ただ、イギリスは流れや名称が違うくらいで、
基本的には17世紀から18世紀初頭のヨーロッパのスタイルはバロック様式です。
このバロック様式ですが、
フランスでは特にルイ14世様式と呼ばれています。
煌びやかなバロック様式は現在でも大変人気の高いアンティーク様式です。
このジョージアン様式、
書き始めるのに相当な覚悟が必要でした。。
ひたすら長く続いてたアンティーク様式なのです。
この長さ一つにまとまるのか?
…もう直感で書くことに決めました。
ジョージアン様式、
1714年にイギリスの国王となったジョージ1世からジョージ3世までの期間に流行したスタイルがこれにあたります。
ジョージ4世もいらっしゃったんですが、
ジョージ4世の頃はリージェンシー様式と呼ぶ方が一般的なのでここでは外しておきます。
ジョージ1世から3世までのスタイルは、
前期ジョージアン様式(1世)
中期ジョージアン様式(2世)
後期ジョージアン様式(3世)
と綺麗に振り分けることが出来ます。
ジョージアン様式と一つにまとめてしまいましたが、
前期と後期だと根本的に違うスタイルなので別々にした方が良かったかもしれません。
前回までの新古典主義からの脱却です。
今回は18世紀を代表するアンティーク様式、
あのロココ様式について触れてみたいと思います。
ロココ様式なんて紹介するまでもなく周知の存在かもしれません。
でもあえて書きます。
ふわっとしたロココのイメージを明確化してみたいと思います。
今回は、前回のオーストリアのヨセフィニッシュとほぼ同時期、
(正確にはヨセフィニッシュの方が若干遅れていますが)
新古典主義の始まりのアンティーク様式、
フランスのルイ16世様式についてご紹介したいと思います。
個人的なお話ですが、
ルイ16世と聞くとマリー・アントワネットが思い浮かび、
そうするとふとベルサイユのばらが脳内に舞い込んでくるんですよね。
そうです、ルイ16世様式はこのベルサイユのばらと同時期のスタイルです。
ちなみにマリー・アントワネットはオーストリア人なので、
ルイ16世様式に妙な親近感を覚えてしまいます。
余談でしたが、
このルイ16世様式はフランス革命前の最後のアンティーク様式なので、
豪華絢爛で華やかなデザインのインテリアや家具がたくさん残っています。
たくさんと言っても貴族にしか持つことが出来なかったインテリアなので、
お店などではあまり取り扱いがありません。
今回は久々にオーストリアのアンティーク様式についてご紹介します。
フランス・イギリスに押され気味でなかなか表に出てこないオーストリアのアンティーク、
その中でも新古典主義という言葉で埋もれてしまうヨセフィニッシュについてご紹介します。
そもそもヨセフィニッシュというカタカナ表記でいいのか迷いました。
ドイツ語だとJosephinischとなり英語読みだとジョセフィニッシュなのですが、
本国オーストリアにならってドイツ語読みでヨセフィニッシュと言うことにしました。
おそらく日本のアンティークショップでヨセフィニッシュと言っても通じないかと思います。。
それくらい馴染みの薄い存在です。
(日本ではオーストリアの初期新古典主義と言えば大体同じ意味になります。)
さて、このヨセフィニッシュ、
何故こんなにも周知されていないのかというと、
18世紀中期頃のスタイルで相当古いことと、
期間も20~30年ほどでビーダーマイヤー様式に変わっていってしまい、このビーダーマイヤー様式がかなり普及してしまったので、
ヨセフィニッシュ押され気味です。。
更に新古典主義といえばフランスのエンパイア様式がとても有名で、
ここでもヨセフィニッシュ埋もれてしまっています。
前回のイギリス リージェンシー様式が前置きだったとしたら、
今回のフランスのエンパイア様式が本稿です。
フランス、と国を限定しましたが、
このエンパイア様式はオーストリアやドイツにも広まりました。
(ウィーン新古典主義という独特な流れも出たそうなのですが限定的なので触れません)
ですので今回はフランスとオーストリアひとまとめです。
まぁ、エンパイア様式なんてフランス発フランス大流行スタイルなので、
お話に上がってくるのはフランスのことばかりになるんですけどね。
イギリス リージェンシー様式が新古典主義という考えの一環であることは前回述べた通りで、
今回のエンパイア様式も新古典主義の一環です。
エンパイア様式は新古典主義の代表的スタイルと言えます。
今回はイギリスのリージェンシー様式について見ていきたいと思います。
リージェンシー様式は、
1790~1830年頃までイギリスで流行したスタイルです。
同時期(後半)のヨーロッパ本土では、
オーストリアはビーダーマイヤー様式、フランスはルイ・フィリップ様式と、
中流階級向けのシンプルなインテリアが流行していました。
しかしイギリスはこの2つのスタイルと比較するのは間違いで、
どちらかというとその前に流行した新古典主義に強く影響を受けたスタイルです。
(新古典主義については次回お話したいと思います。)
この新古典主義というのが古典様式のリバイバルなので、
そうです、
またリバイバルです。
でもヒストリスムスとはまた異なり、
もう少し古い古代ローマやエジプトなどのスタイルのリバイバルでした。
前回のビーダーマイヤー様式が19世紀中期頃のオーストリアやドイツの流行だったとすると、
同時期のフランスではレストレーションとルイ・フィリップ様式が流行していました。
今回はレストレーションとルイ・フィリップと、
2つのアンティーク様式をご紹介します。
この2つは名前こそ異なるものの、
レストレーションはルイ・フィリップに至るまでの過程の期間で、
この2つをまとめてレストレーションと呼ぶこともある為一緒にご紹介したいと思います。
基本的な流れはビーダーマイヤー様式と同じで、
中流階級向けのインテリアということになります。
ただ、その中でもやはりフランスらしさというものが強く感じられます。
特にオーストリアとフランスを比較すると、
その国の特色がよくわかり非常に面白いのです。
イギリスのビクトリア様式 まで長々と古典様式のリバイバルについて書き連ねましたが、
このリバイバルの前にオーストリアやドイツで起きたブーム、
ビーダーマイヤー様式についてご紹介したいと思います。
ビーダーマイヤー様式もやや古典様式の再興に近いのですが、
見た目がかなり異なり、特徴的なので、
アンティークにもこんなスタイルがあるんだなと再発見されるかもしれません。
同じ時期に同じような流行がフランスでも起きているのですが、
こちらについては後述します。
イギリスも若干独特ではありますが似ているので、
こちらについてもまた後述していきたいと思います。
では、アンティーク愛好家からは賛否両論あるビーダーマイヤー様式を少し掘り下げて見てみたいと思います。
前回まで、
オーストリア・ドイツのヒストリスムス、フランスのセカンドエンパイア と、
19世紀後半から始まった古典様式のリバイバルについてご紹介してきましたが、
今回はイギリスの古典様式のリバイバル、ビクトリア様式です。
ビクトリア様式は古典様式のリバイバルですが、
他のヨーロッパ諸国と比べやや早期に始まっています。
しかし基本的には19世紀後半から20世紀初頭にかけての再興期間でしたので、
概ね似たような流行となっています。
ただしさすが島国、
ヒストリスムスやセカンドエンパイアは若干の違いはあるものの、
似たり寄ったりの部分が多いのですが、
ビクトリア様式だけは一目でわかります。
一言で言えば派手です。
イギリスの独自路線が垣間見えるスタイルです。
アール・ヌーヴォー前までは、
オーストリア(ドイツ)とフランス、イギリスで、
似たようなスタイルの流行ではあるものの、
名称が異なることが多々ある為、
今回はフランスの一時期のアンティーク様式をご紹介します。
セカンドエンパイア、
日本語では第二帝政期と呼ばれる19世紀後半に流行したスタイルで、
産業革命の影響が強くみられるアンティーク様式です。
前回のアール・ヌーヴォーの記事 に続きまして、
今回も歴史をさかのぼる形式でアール・ヌーヴォーの次、
ヒストリスムスについてご紹介したいと思います。
ヒストリスムスという名前は日本ではあまり馴染みのないものだと思います。
オーストリアやドイツではかなり有名なアンティーク様式ですので、
これを機に是非ヒストリスムスについての知識を加えてみてくださいね。
前回のアール・デコの記事に引き続き、
今回はアール・ヌーヴォーの記事を書きたいと思います。
アール・ヌーヴォーはとても人気があるスタイルで、
色々な作家が色々なアール・ヌーヴォースタイルを生み出したので、
ブログに書くのはかなり緊張します…
上手くまとめられるのか不安で仕方ないです。
アール・ヌーヴォーの歴史やスタイルを簡単にまとめるので、
アール・ヌーヴォーが何なのか知りたい方はどうぞご覧ください。
今回からアンティークショップらしく、
地道にアンティーク様式について書き連ねることにいたしました。
古い様式だと本物になかなか出会えないので、
新しい様式のアール・デコからスタートすることといたしました。
徐々に古い年代の様式をご紹介しますが、
最後の方は数行しか書けないかもしれませんね…苦笑
歴史嫌いの私がどれほど頑張れるのか少々不安ですが、
アール・デコの世界と歴史を簡単に魅力的にご紹介いたします。