年の瀬が迫ってくると食べたくなる和食
気が付けばもう12月28日ですね。
大掃除はまだまだ大変です。
気持ち的には半分片付いた感じです。気持ち的には。
オーストリアではそんなに年末年始の準備とかしないのですが、
(クリスマスというものが1月6日くらいまで継続するので、クリスマスのまま年を越す感じです。)
日本人的には年末年始は無駄にせわしなくなるものです。
大掃除、新年に向けた何か新しい物、年末年始の食事…
そう、
年末年始は無性に和食が食べたくなるのです。
オーストリアで和食
和食(Japanese food)という料理がかなりワールドワイドなジャンルになってきたこの頃ですが、
オーストリアで和食は未だ少々難しいのです。
ウィーンは日本人がたくさんいるので別ですが、
(ラーメン屋があったなぁ…うらやましい。)
小さい街では日本食の食材の入手は結構困難です。
ドイツの、特にミュンヘンやデュッセルドルフに行けばたくさん日本食スーパーがあるんですけどね。
和食と言えば魚料理、
オーストリアはそもそも魚を全然見かけないのです。
オーストリアで魚
オーストリアは地図で見るとわかると思うのですが、
海がありません。
(大昔オーストリア一帯は海だった、という話はまた別の話です。)
海がないので海の魚は全て輸入です。
スーパーに行くと見かける魚介類は、
サーモン、サバ、ニシン、冷凍エビ、冷凍マグロ、冷凍イカ、マリネになったタコ
以上です。
(たまに他の種類もありますが、常時スーパーで売られているのはこれくらいです。)
鱈くらいあるんじゃないかと思っていたのに無いです。
湯豆腐食べたいんですけど…泣
更に高級なのです。
味も日本の感覚で考えると中の下くらいです。
同じ値段を出すなら肉を選びたいところです。
それでも魚を食べるなら
オーストリア旅行に行ったら魚料理はお勧めしません。
日本の方が断然おいしいです。
それでもオーストリアで魚を食べるなら、
- 基準を下げて食べましょう
あんまり欲張ってはダメです。
魚を食べられること自体に感謝して食べましょう。
- イタリアかドイツで魚を仕入れましょう
オーストリアの魚は湖とか川の魚です。
食べなれてないと結構臭いです。
イタリアやドイツで売られている魚は海水魚が結構あります。
川魚が無理な人はオーストリア産は諦めた方が賢明です。
- 人がいっぱい入っている日本食レストランで食べましょう
明らかに日本語がおかしい日本食レストランでも、
いつも満員なレストランならおいしいはずです。
細かいことは気にしない、それがルールです。
魚料理におすすめのアンティーク
ここでようやくアンティークのお話です。
結構珍しいのですが、
アンティークの魚料理用のカトラリーがあります。

こちら、
イギリスのUnity Cutleryという所の魚用カトラリーです。
上部の大きいナイフとフォークがとりわけ用、
下部の小さいナイフとフォークが食べるとき用です。
シルバープレートです。

柄の部分がアイボリー風でとても上品です。
シルバープレート部分にも柄がデザインされています。
繊細な雰囲気が素敵です。
魚料理を愛する人のためのカトラリー、
こんなカトラリーセットで年末年始は和食を楽しんでみても面白いかもしれませんね!
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