年末年始はとにかく休みなんです
恐らく今日から日本もほとんどお休みムードだろうと思います。
年末年始のお休みは比較的長い方も多いんじゃないかなと思います。
オーストリアのクリスマスホリデーも人によりけりですが、
大体7日くらいお休みする方が多いようです。
(私たちには関係のないお話ですが。。。)
長いお休み、
外は寒いし、テレビの再放送にも飽きたし、お金もたっぷりあるわけではないし…
そんな時にはどっぷりとアートに浸るのをお勧めします!
アートの中でもあえてアンティークショップらしく絵をチョイス
アートと一言で言っても色々あります。
音楽、文学、絵画、彫刻、書道、華道、etc...
多分感覚を研ぎ澄ますだけで、
世の中のありとあらゆる物は全て芸術になり得るのかもしれません。
そんなアートの中でも代表格的な絵画について触れます。
アンティークショップですからね。
さて絵画、
この絵画という広いジャンルは色々な方法で分類することが出来ます。
技法や年代、油彩か水彩、アーティストなど、色々です。
その中でも油彩というジャンルはかなり引き込まれる要素がたくさんあります。
油彩に挑戦したことがある方は比較的いらっしゃるんじゃないかなと思います。
私も高校生の時に美術の授業で習いましたが、
まぁ思い通りにいかないことこの上ないのです。
水彩画はどちらかというと単色か多くて2~3種類の絵の具を混ぜて色を付けていきますが、
(あまり混ぜすぎると色が濁るので、混ぜるなら2種類くらいまでがおすすめです。)
油彩は混ぜること・色を重ねることを前提で塗り上げていきます。
キャンバスのベースに暗めの色を持ってくると暗く、
明るめの色をのせれば明るく、
でも重ねすぎると変に暗くなったり…
私は絵の才能がまるでなかったので、
高校の授業で完成させた油彩画は気味の悪い何かが出来上がりました。
(それはもう毒ガエルのような自画像が…)
アーティストが描いた素敵な油彩画たち
油彩画を描くのは難しいので、
やはりここはプロの絵画を堪能するのが一番です。

まずはこちら、
秋の川の風景画でしょうか、
霧がかった風景と水鳥がとてもきれいに描かれています。
淡い色調が優しい気分にさせてくれます。
作者はL.Rossiguolと記載されていますが、
誰なのかははっきりわかりません。

続きましてはこちらのアルプスの風景画です。
オーストリアらしく冬のアルプスです。
日本なら富士山、オーストリアはアルプスといったところなのでしょうか。
空も山肌もアースカラーでまとまっていて、
かなりクラシックな印象が強い絵画です。
こちらは作者が完全に不明で、
額から1900~1940年代くらいの絵画と思われます。

まだまだ絵画はあるのですが、こちらで最後のご紹介です。
最後の絵画も風景画です。
こちらの絵画の作者は、
オーストリアのカール・トゥルッペ(Karl Truppe)です。
知る人ぞ知るトゥルッペ、
第二次世界大戦時のドイツ軍に愛された画家です。
(詳しくはドイツ語でWikipedia様に訪ねてみてください)
古き良きオーストリア・ドイツの風景画描かれています。
行ったことのない場所なのになぜか懐かしくなる絵画です。
アーティストが描いた油彩画は、
一つ一つ表情があって、
一つ一つ雰囲気が全く異なります。
(当たり前ですが…)
油彩画を一つ大切に壁に掛けても美しいのですが、
まとめて絵画ウォールの一画を作っても豪華です。

一気にお部屋が華やかになります。
油彩画だけでなく、水彩画やペンシル、写真を並べても綺麗です。
色彩もこだわらずに色々と並べてみても結構まとまります。
年末年始は音楽の祭典ばかりではなく、
絵画から芸術を楽しんでみてはいかがでしょうか!
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