看板がおしゃれなアートになるまで

看板、広告用の板

 

今日は看板についてです。

 

今日もとても寒いのですが、

全く関係のない看板の話にしようと思います。

 

 

…ただ目に留まったからです。

 

やっぱり看板って目立ちますよね。

広告用なんですもの。

 

看板がおしゃれなアートとなるには

 

看板って今でも街中に普通に存在するものなので、

(いや、今は電子看板とか増えましたけど。)

看板そのものが懐かしさを呼ぶものでは(まだ)ありません。

 

それでもいつの日か看板がお部屋の壁をおしゃれに飾る日が来ます。

 

いつもの通りにある看板をそのまま飾って果たしてアートと呼べるのでしょうか?

通勤通学路の再現になるだけではないのでしょうか?

 

かと言って、

全ての看板がそこら辺にある普通の看板というわけでもありません。

 

実はとても有名なイラストレーターさんが制作していたり、

実は何十年も飾られている看板がいつもの通り道に飾られていたり、

看板と一言で言っても色々あります。

 

(決して道端の看板を勝手に拾ってこないでください。窃盗です。)

 

 

考えれば考えるほどに看板という存在がよくわからなくなってきました。

 

看板アートというその辺の線引きについてちょっと考えてみたいと思います。

 

以下3つくらい候補を挙げてみたいと思います。

 

①とにかく古ければいい

まずは一番単純に考えて、

年代が古い物=現代では見かけない=レア

ということで、

古ければ珍しさも相まってアートになってしまうのではないかという案です。

 

 

凄い単純なのですが、

今戦前のメタル製の看板を見ると、

やはり珍しいなと思います。

 

デザインとか色使いとか関係なく、

字体やキャラクター、絵、全てが今と何となく異なる…

 

ノスタルジックな雰囲気全体がアート化しているということになります。

 

②枚数の少なさで勝負

続きまして、

年代というよりも、その看板が出回っていなければ価値が高いのでは?

 

価値が高いということはアート性も高いのではないでしょうか?

 

 

今回の基準は飾って美しいアートとなるか、

なので、

価値に重きを置いたこの基準は微妙ですね。

 

その数の少ない看板がとても美しいデザインだったとか、

有名な画家が作成した世界に数枚の看板だったら話は別です。

 

③デザイン性が一番重要

最後に、

やはりアートなので、

その看板自体のデザインが一番重要なのではないかという基準です。

 

これについては、

今現在販売されている商品の広告だったとしても、

自分が素敵だと思った看板ならそれはもうアートです。

 

特に海外の看板は、

言語が異なるのと珍しさも相まって、

時に素敵なアートに変化することがあります。

 

お部屋に飾りたくなる看板とは

 

上記の結果から、

個人的には①と③の折衷案が良いのかなと思います。

 

って、

この折衷案が一番難ありなんですけどね。

 

 

というのも、

古くてデザイン性に優れた看板なんてそうそう手に入るものではないのです。

 

恐らく①を諦めるとハードルが一気に下がるのですが…

アンティークショップ的には①を諦めるわけにはいかないのです。

 

なので、私たちのお店では、

基本的には1950~80年代くらいの綺麗な看板を集めています。

 

Antik

写真には看板以外のものもたくさん混ざっていますが…

 

もし看板を使ってお部屋を装飾したいとお考えでしたら、

看板だけでも綺麗にまとまりますし、

写真のように、飾れるものを色々飾ってみると面白味が出てきます。

 

また、小さい物からちょこちょこと飾っていくよりも、

大きな看板や絵を中心として飾っていくとバランスがとりやすくなります。

 

是非手軽なアートとして、

看板アートを楽しんでみてくださいね!

 

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