立春を越えたとたん気温がプラスに転じる
つい最近まで冷凍庫のような寒さだったのですが、
先週末くらいから冷蔵庫のような気温になりました。
オーストリアもようやく気温がプラスです。
まだ雪が降ったり、
時折マイナス1、2度くらいにはなりますが、
日中は基本的に3~5度くらいです。
着実に春が訪れているオーストリア、
今回は気分は既に春真っ盛りの筆者が、
春までに抑えておきたいアンティークのフラワースタンドをご紹介します。
頭の中が完全に春です。
フラワースタンド VS サイドテーブル
アンティークのフラワースタンドのご紹介の前に、
お花を置く場所なら専用のフラワースタンドじゃなくてもサイドテーブルで事足りそう、
そんな気がします。
無論サイドテーブルの方がインテリアに合うとか、
お花を置く以外にも使える物がほしいとか、
そういった場合はサイドテーブルを使うのも有りです。
ただ、フラワースタンドにはお花を飾る為の利点があります。
①花瓶などを置く場所が傷がつきにくい素材で出来ている
これは結構重要だったりします。
花瓶には多少なりとも水滴がついていたり、
金属製か金属が使われている花瓶は結構柔らかい木を傷めます。
案外その傷や水の跡が残って、
気が付いたらサイドテーブルがボロボロになっている場合があります。
フラワースタンドなら、
花瓶等を置くための工夫が施されているので、
アンティーク家具を傷める心配がありません。
もちろん傷がつきやすい素材で作られてしまったフラワースタンドもたまにあります。
②フラワースタンドは背が高いので目立つ
せっかくお花を飾るのだから、
飾ったものは目立たせてあげた方がいいと思うのです。
サイドテーブルは背の高い物でも70cmを越える高さはあまりないのですが、
フラワースタンドは70cm越えがたくさんあります。
(幅広のガーデンタイプは当てはまりませんが…)
背の高いスタンドにお花を飾るととても華やかになります。
また、背が低いと移動中気付かずにぶつかってしまうことがあります。
背が高いとその心配も少なくなります。
利点2つしか用意できませんでしたが、
上記2点はかなり重要な2点なのではないかなと思います。
アンティークのフラワースタンドたち
それではこれからおすすめのアンティークのフラワースタンドを3点ご紹介します。

こちら、アンティークのフラワースタンドとしては王道なタイプです。
ユーゲントシュテル(アール・ヌーヴォー)スタイルのフラワースタンドです。
花瓶を置く場所は固めの木材で出来ていて、
傷がつきにくくなっています。
スタンド下部にも何かしら飾ることが可能です。
背もかなり高く細長いので、
壁際に飾ると安定しますし、
壁に飾った絵画にも負けない華やかさがあるのでおすすめです。

続きまして、
こちらはいたってシンプルなフラワースタンドです。
年代等の詳細は不明ですが、
背の高さはやや低めの81cm、
幅があるので大き目の花瓶も飾ることが出来ます。
固い木材で出来ているので傷が目立ちにくく、
水にはやや弱いですが、
置き場の面積を活かしてお盆などを花瓶との間に挟むことが可能です。
6角形なので円形のお盆がすっぽりはまります。

最後にとてもアンティークっぽいフラワースタンドです。
こちらも詳細年代と作成国が不明ですが、
恐らく歴史主義時代のものでしょうか。
重厚な印象があるフラワースタンドです。
写真では上に何か乗っかっているのですが、
花瓶を置く部分は厚く固い木材で出来ています。
色も濃い茶色なので、
傷や汚れが目立ちにくいのが特徴です。
背が高いのですが、
重みがあるので安定感があります。
お部屋の中央に置くのは少し邪魔なので、
壁際に置くと中世ヨーロッパの柱のような存在になります。
アンティークのフラワースタンドで春のインテリア準備
日に日に暖かくなっていく今日この頃、
フラワースタンドで春のインテリアの準備を始めてみませんか?
アンティークじゃなくてもいいじゃない、
と思う方もいらっしゃるかと思いますが、
よりスタイリッシュで丈夫なフラワースタンドなら、
やはりアンティークをおすすめします!
アンティークショップですしね。
1日も早く春が訪れますように!