バレンタインデーですが、インダストリアルスタイルのお話
2月14日、
今日はバレンタインデーですね。
チョコレートが一年で一番売れるのではないでしょうか。
オーストリアではクリスマス前が一番売れるようですが…
バレンタインデーはさておき、
今回はインダストリアルスタイルについて改めて語らせていただきたいと思います。
チョコレートの甘さを払拭する、
クールなスタイルをお楽しみいただきたいと思います。
インダストリアルスタイルはクールで落ち着く
以前にもインダストリアルスタイルについてブログに記事を載せましたが、
(過去ブログ:インダストリアルスタイルのインテリアについて考察してみる。)
今回改めて触れるのは、
新しいインダストリアルスタイルのランプ等がたくさんお店にやってきたからです!
インダストリアルスタイルの家具や照明、雑貨がたくさんお店にやってくると、
お店の雰囲気が一気にかっこよくなります。
アール・ヌーヴォーやアール・デコ、バロックやビクトリアなど、
アンティークの王道たちがお店を占拠していても確かにカッコイイのですが、
どちらかというと堅苦しい感じに思えてしまうのです。
(スーツ着て働くべきか悩むところです。。着ませんが。)
その点インダストリアルスタイルはカッコイイのにどこか落ち着く、
何となく自由な雰囲気が漂うスタイルです。
お店の中で働いている身としてもリラックスできます。
(働くときはカジュアルの方がインダストリアルスタイルにぴったりです。)
新しいインダストリアルの商品は後ほどご紹介しますが、
今回は主にインダストリアルスタイルの照明について考えてみます。
インダストリアルスタイルの照明とは
アール・ヌーヴォーの照明と言えば、
美しい色彩のガラスのシェードに、
繊細な植物を連想させる金属のアーム、
一瞬でぱっとイメージできるのですが、
インダストリアルスタイルの照明とはどんなものでしょうか。
一番有名なのはこのブログでもしばしば登場するJieldeのジグザグランプです。
フランスの会社、Jieldeが制作するこのランプ、
現代でも製造されていますが、
アンティークのものがやはり趣きがあってインダストリアルっぽいです。
その他には、
ガレージライト、
その名の通り、ガレージにあるようなシンプルで大き目の照明です。
また、
ボートランプもインダストリアルの定番です。
以上より、
インダストリアルスタイルの照明の最大の特徴は、
仕事場や作業場などで使用されている照明で、
且つ無駄な塗装や装飾が施されていないシンプルな照明のことを指します。
インダストリアルスタイルは、
そもそもアンティークの概念から外れているため、
比較的入手しやすいのが特徴です。
案外家の隅っこでインダストリアルな雑貨や家具が転がっているかもしれません。
たくさんやってきたインダストリアルスタイルのライトたち
比較的新しいインテリアスタイルのインダストリアル、
お店にも結構頻繁に商品としてやってきます。
先日大量にインダストリアルの照明を入手したのでいくつかご紹介したいと思います。

まずは小さめサイズのインダストリアルペンダントライトです。
照明部分の直径は約23cmなので、
廊下など狭めの空間のちょっとした照明としてや、
複数使いでダイニングルームの照明として使うことが出来ます。
こちらのペンダントライトは、
ガレージライトに分類されるライトです。
固そう・重そう・丈夫そうな見た目がとてもクールです。

続きまして、
私はこんなに巨大なペンダントライトを今まで目にしたことがありません。
直径約70cm、重さ恐らく数十kgの巨大ガレージライトです。
相当丈夫な天井を持っていて、
尚且つ屋根裏からぶら下げる手段を持っている人しか購入不可です。
通常のぶら下げ方では落ちます。
この素晴らしいインパクト、
お店の入り口でどーんと構えてお客様をお待ちしております。
(もちろん天井裏からしっかり固定していますよ。)

最後はスタンドライト×3です。
手前から野外用スタンドライト、
ボートランプ+三脚のアップサイクリングライト、
野外用ライト+三脚のアップサイクリングライトです。
野外照明はお店では新しい存在です。
野外使用されていただけあって傷がすごいのですが、
その傷もまた味になるのがインダストリアル。
飾りっ気のない雰囲気も相まってクールです。
ボートランプはなんだか小ぢんまりしていて可愛らしいです。
結果お店の一部がこんなにもインダストリアル
結果、
インダストリアルスタイルって自然そのまま飾りっ気のないインテリアのことを指すのでしょうか。
答えはYESでNOです。
インダストリアルスタイルで重要なことは、
工場や作業場、学校、レストランの厨房など、
やや専門的なインテリアがないと成り立ちません。
また、最新のピカピカの家具でもちょっと離れてしまいます。
若干の錆や傷、汚れなど、
アレ、これ小汚いんじゃないの?
と思わせるインテリアがインダストリアルに一層拍車をかけるのです。
で、インダストリアルスタイルを寄せ集めたお店の一部は今やこのありさまです。

うーん…
このアングルだとただの物置にしか見えませんね。

この位置からだとちょっと研究者の机っぽいですね。
この様に、
インダストリアルスタイルは自由に楽しめます。
家具や雑貨もいたってシンプルなので取り扱いも楽です。
見た目は男の人向けのようなスタイルですが、
掃除が楽で動かすのも楽、
実は女性に優しいデザインでもあるのです。
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