ヨーロッパの2月3月はショッピングの季節
オーストリアは日に日に春めいて、
日中の気温は10度以上、朝もプラスの気温です。
日本と比べて湿度が低いので、
昼間の太陽の暖かさはかなりの暖かさです。
ですので最近は眠くて眠くて仕方がありません。
そんなぽかぽかの毎日、
人々は街に出て、何となくショッピングに出かけるのです。
春だし、何か新しい物を揃えたくなるのです。
イースター前は大掃除などもするそうなので、
春に向けて心機一転!といったイメージでしょうか。
と言うわけで、2月3月のヨーロッパはショッピングの季節なのです。
イコール、
お店の商品が一番少ない季節だったりします。
商品が出払っているのでイースターの準備
というわけで、
ご紹介できる商品やレイアウトなどがないので、
イースターの準備をしたところのご紹介をします。
今の季節の街中はとにかくイースターだらけです。
イースター関連の物がお店に並ぶと、
春らしいなぁとほんわかした気持ちになります。
以前もイースター準備のお話をしましたが、
(ブログ:灰の水曜日から厳かにイースターの準備を始めます )
続編ですね、
お店に春の色どりを添えるイースターの飾りつけをご紹介します。
手作りイースター
私たちのお店は一応小売店なので、
他のお店で買ったものをそのまま飾るのはちょっと気が引けてしまいます。
(気にしなくていいんですけど、ちょっとね…)
クリスマスの時もそうだったのですが、
イースターの飾りも手作りすることとなりました。
クリスマスが手作りリースに手作りオーナメント、手作りアドヴェントキャンドルなら、
イースターはイースターエッグ、
それだけです!
あとはお花とか飾れば終了です!
イースターの方が盛大なお祭りの割には案外シンプルです。
案外シンプルなのに華やかな手作りイースター飾りをご紹介したいと思います。
イースターエッグ
とにかくこれ、
イースターエッグさえあればイースターは80%くらい完成です。
ただ、このイースターエッグを手作りするのが至難の業です。
一般的なイースターエッグは、卵の殻にペイントしたものです。
オーナメントとして使う場合は最初に卵の中身を空にする必要があるのですが、
これが面倒臭いのです。
卵料理を大量にカーニバルの期間に作っていれば試してみてもいいかもしれませんが、
10個や20個も使う卵料理、
考えただけで気持ちが悪くなります。
(1~2個を毎日でもいいんですけど、毎日もしんどいですね。)
なので、今は便利なプラスチック製の卵の型が売られています。
プラスチック製なら半永久的に使えるし便利ですね。
本物の卵でもプラスチックの卵でも、
最終的にはペイントやシールを張ってデコレーションを施します。
…
これもまた、なかなかどうして上手くいかないのです。
球体に描くなんて上級な技、私は持っていません。
水玉模様でさえもびっくりするくらい歪むのです。
シールもありですが、
貼ってる感が凄いので、なんだかなぁという感じになるのです。
イースターマーケットや市場で見かけるイースターエッグは、
本物の卵の殻に、
芸術的なまでの美しいペイントが施されているので、
これに打ち勝つには…
別の手で行くしかないのです。
ということで、私はイースターエッグを編むことにしました。
可愛すぎるネコヤナギ
イースターエッグの準備があらかた整ったら、
次はイースターエッグを飾る場所を準備します。
イースターエッグはどこに飾ってもいいのですが、
見栄えが良くなるのは木の枝にぶら下げることです。
木も特にこだわらなくていいのですが、
せっかくのイースターなので、
ネコヤナギを!
是非ネコヤナギに飾って欲しいのです。

伝えたい、このふわふわ感。
イースターエッグよりも可愛く見えてくるネコヤナギです。
名前も可愛いです。
ふわふわのネコヤナギは見ているだけでも癒されます。
(触るともっと癒されますが、ふわふわが落ちてしまうので我慢…)
ネコヤナギは結構しっかりした枝を持っているので、
卵かけ放題です。
淡い色のイースターエッグにふわふわのネコヤナギ、
飾り付けると春らしさが一気に増します。

イースターバニーもちょこっと飾ってみました。
花瓶は大き目で下に重みがあるものが最適です。
卵+木で上に重さがたくさん出てしまうので、
軽い花瓶だとひっくりかえってしまいます。

ネコヤナギも代表的なイースターの植物ですが、
レンギョウという黄色い花を咲かせる木もイースターの代表的なお花です。
ドイツ語ではForsythia(フォルシシア、嚙みそうです。)と呼ばれ、
鮮やかな黄色がいかにも春らしい、美しいお花です。
日本でも色々なところで見られるので、
お花屋さんでレンギョウを手に入れてイースター用に飾っても素敵ですね!
日本でも是非イースターを楽しんでください!
イースターは日本ではまだ若干謎な部分が多い行事ですが、
とにかく春を盛大に祝えばいいのです!
春の繁殖を願う、
卵、ウサギ、お花などなど、
春らしくてわくわくするオーナメントならなんでもありなのです。
可愛らしいデコレーションでイースターを楽しんでください。
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