新着商品のブログ 2017年5月3日

ほぼ毎日様々な商品が届きます

 

早いものでもう5月になりました。

オーストリアは4月後半寒い日が続いたのですが、

5月に入ると一気に夏が近づいてきます。

 

(2016年は4月後半クラーゲンフルトでは雪が降っていましたが、

今年は別の街で積雪したみたいです。)

 

さて、

今回のブログから商品紹介の思考を変えてみたいと思います。

 

今までは一つのジャンルやテーマ、メーカーなどで絞って紹介していました。

 

しかし若干それだと紹介しきれない商品や、

販売済み商品の紹介などが出てくるので、

今回からはブログを書くタイミングで到着した新商品を都度紹介することにしました。

 

なのでジャンルも年代もスタイルも結構バラバラになります。

 

まとまって同じスタイルの商品が手に入った時には、

以前のようなスタイルごとなどの大きな括りでご紹介したいと思います。

 

5月第一週の新着商品

 

では早速5月第一弾の商品紹介をしたいと思います。

 

今回は古典的なスタイルのものが多いです。

古典的なスタイルはお店を華やかにしてくれます。

 

フランスのフラワースタンド

 

まずはこちらの写真からご紹介したいと思います。

 

こちらの商品はフラワースタンドです。

フランスのアンティークで、

1870年頃に製作されたフラワースタンドです。

 

1870年頃のフランスと言うと、

ちょうどセカンドエンパイア様式が流行していた時期です。

 

細かな真鍮の装飾や、

寄木細工の木材のパターンが美しく、

エンパイア様式のリバイバルのような雰囲気があります。

 

背も高く木材の厚みもあるので重そうですが、

結構軽いので取り扱いが簡単です。

 


 

修復も完了していて、

美しく磨き上げられた木材は、

このフラワースタンド単体でも目を引くインテリアになります。

 

先述したように軽いので重たい花瓶などを置くのには向かないのですが、

小さめの花瓶や造花などには最適です。

 

特別何かを置かなくても目立つので、

このままインテリアとして利用するのも有りかと思います。

 

ちなみに、高さはおよそ112cmあります。

 


ビクトリアン・ヴィトリーネ

 

続きまして、

イギリスのビクトリア様式のヴィトリーネです。

 

ヴィトリーネと言うのは、

ドイツ語やフランス語でショーケースやガラスケースという意味の家具です。

 

こちらのヴィトリーネはちょうどアール・デコ期の年代の物ですが、

イギリスではあまりアール・デコ様式の家具というものは見られず、

こちらも残念ながらアール・デコ様式ではありません。

(アール・デコ好きとしては個人的に超残念です。)

 

こちらはビクトリア様式で、

寄木のパターンや細かい部分の装飾部分が古典的な印象ですが、

左右対称のデザインや細い線がややアール・デコっぽい雰囲気をかもし出しています。

 

…でもビクトリア様式ですね。

 

ガラスは製作当時のままの部分も多く残っていて、

アンティークらしい印象の強いヴィトリーネです。

 


もう少し詳しい説明を付け加えると…

 

このヴィトリーネはイギリスのヴィトリーネによく見られる、

内側の背面部分が鏡張りになっています。

 

正面と両サイドがガラス張りなので、

ガラス部分と相まって光を取り込みやすい仕組みになっています。

 

こういった見せるタイプの収納には、

フィギュアなどの観賞用インテリアはもちろんのこと、

シルバー製の食器やペイントが綺麗な食器など、

飾りつつ使用する為に保管するケースとして利用するのもおすすめです。

 

ヴィトリーネで新しい見せる収納を試してみませんか?

 

ビクトリアン・サイドテーブル

最後になりますが、

最後もビクトリア様式の家具です。

 

こちらはイギリス・ビクトリア様式のサイドテーブルです。

 

ビクトリア様式の中ではシンプルなデザインで、

お手入れも比較的簡単です。

 

写真だと少し見づらいのですが、

寄木細工で細いパターンが木材にデザインされています。

脚などの細い線と相まって、

華奢で繊細な印象を与えています。

 

大きさは、

高さが71cmあり、

テーブル面の横の長さ(最大値)が60cmあります。

広いテーブル面なので、

色々な用途で活躍できるサイドテーブルです。

 


サイドテーブルというのは、

当店でも取り扱いがとても多い家具の一つなのですが、

その形状や大きさによって用途が如何様にも変わっていきます。

 

以前15インチのノートPCよりもテーブル面の狭いサイドテーブルがあったのですが、

(それもやっぱりビクトリア様式でした。)

それくらい小さいとベッドサイドなどに適しています。

 

今回紹介したこのサイドテーブルは、

ベッドサイドと言うよりも(もちろんベッドサイドでも全く問題ないです。)、

コーヒーテーブルなどとして利用すると、

この広いテーブル面を最大限活かせるのではないかなと思います。

 

実はまだほんの一部

 

今回ご紹介した新商品は、

実はまだほんの一部しかご紹介出来ていません。

 

春は新しい家具を迎えるのに一番いい季節なので、

(心機一転とかそういった意味で。)

また次回ご紹介しきれなかった家具も掲載していきたいと思います。

 

是非お気に入りの家具をこの春夏に迎え入れてみてはいかがでしょうか。