今回はちょっと大人っぽい商品をご紹介
ブログ更新を週1日にしたら、
紹介できる商品選びたい放題ですね!
ネタ探しに時間を費やさなくて済む喜び!
でも今回は商品詳細を調べるのに相当時間がかかってしまいました…。
苦手分野だったんですね。
というか無知だったんです。
今まで家具とか照明ばかりに注力し過ぎていて、
ブランド雑貨というものに対する免疫が無さ過ぎました。
最初に触れてしまいますが、
今回ご紹介するのは、
オメガの腕時計とデュポンのライターです。
何が難しかったかというと、
古いブランド物になると商品カードや付属品が無くなっていて、
品番を探すのも一苦労なことです!
特に商品カードがない=本物かどうかも怪しくなってくる、
そんなブランドアンティーク…
本当に大手の質屋さんやブランド買取専門店は凄いなと思います。
何年に制作されて、
何の素材で出来ていて、
定番商品ならいつからいつまで販売されていて…
などなど、
調べることがたくさんありました。
今回は意地で調べぬいた、
負けず嫌いな私ならではのブログです。
2017年7月7日の商品紹介
あ、今日は七夕なんですね!
全然七夕に関係ない商品でした!
では、
オメガの腕時計とデュポンのライターの紹介を始めたいと思います。
オメガ 540 17ジュエル




写真4つも掲載しちゃうほど着合い入ってます!
OMEGAです。
OMEGAの腕時計です。
学生時代の時にオメガの腕時計している友人がいて、
皆で「今何オメガ?」とおちょくっていたことを思い出します。。
くだらないお話はさて置き、
こちらのオメガ、
現在では全くお目にかからないフェイスデザインです。
オメガにしてはかなり薄いデザインの腕時計です。
ややフェミニンなのですが、
フェイス直径32mmなのでメンズです。
でも女性が使用してもそんなに気にならない大きさです。
こちらのオメガの腕時計、
調べられる手段は全て駆使して鬼調査したのですが、
結局型番は不明でした。
分かったのはムーブメント詳細のみ…
いきなりマニアックです。
わかることは書きたいと思うので、
このムーブメントについて無い知恵を振り絞ってご紹介したいと思います。
こちらのムーブメントは、
オメガ540の17ジュエルと呼ばれるもので、
1960年代頃のムーブメントと思われます。
このオメガ540というムーブメントは、
オメガの中でも最薄の2mmという薄さです。
この薄さから、おそらくこの腕時計はキャリバーなのではないかと推測されます。
…ムーブメントの特徴詳細はよくわからないのですが、
とにかく薄いです。
えー、
ちなみにこちらの腕時計は18Kです。
なのでちょっとお高いです。
オーバーホールが必要なのですが、それでも高いです。
800ユーロです。
更にリストバンドはどうやらオリジナルではないようです。
ケースはオリジナルです。
デュポン・チャイニーズラッカー



続いてのブランド品です。
デュポンのライターです。
私非喫煙者なのでライターとか無知もいいとこなのです。
デュポンが何なのかはさすがにわかっていたつもりなのですが、
(高いライター程度の知識です…)
ブランド名以外何も知りませんでした。。
さて私の鬼調査の結果、
こちらのデュポンはライン1Sという型で、
中国漆(チャイニーズラッカー)というデザインということが判明しました!
頑張りました!
ブランド物というのは、
基本的にロゴの刻印や品番でその商品詳細がわかるのですが、
このデュポン、
ロゴの刻印がレアだったのでもの凄い難易度でした…!
こちらのデュポン・チャイニーズラッカーは、
1950~1960年代の商品のようです。
まずこのライン1Sという型なのですが、
大きさ47x35x14 mmという厚みがあって小柄なサイズというのが古い形のようです。
1950年代から1970年代にかけて製造された型のようです。
また、ロゴとガス注入口から、
1959年以降のBSというガス用の注入口になっているので、
1960年代頃のライターであると判断できます。
また、この中国漆という製品、
職人が一つ一つ手書きで都彭(中国語でデュポン)と書いているようで、
それ以外の中国漆である印が見られない為、
1978年までのチャイニーズラッカーであることがわかります。
ということで、
1960年頃のデュポン・チャイニーズラッカーです!
端が結構すり減っているのと、
金メッキがやや弱くなっている部分があり、
見た目に結構な使用感があります。
価格は90ユーロです。
珍しいデュポンのライター、
お一ついかがでしょうか?
ブランド品って魅力的すぎて大変です
今回は初めて超有名ブランドの商品紹介に取り組んだブログでした。
ブランド品の査定って大変なんですね。
今回の商品は全てフランスのオークションハウスから仕入れたので、
偽物なんじゃないかと疑う心配なく購入できたのですが、
一般からの買取だともう何が何だかわからないですね。
この2つを調べるだけでも4~5時間かかってしまいました…
あぁ、素人丸出し…
(専門外ということで…)
ブランド品は魅力的な商品が多くて、
お店にもたくさん迎え入れたい所ではありますが、
この労力、
ちょっと考えてしまいますね。
本当、ブランド買取店に修行に出たいくらいです。
今回の商品はオンラインショップに掲載しますので、
ご興味がありましたら是非オンラインショップもご覧くださいませ!