今回はヴィンテージ商品のご紹介です
今回はたくさんヴィンテージ商品が揃ったのでそのご紹介をしたいと思います。
ここのところ、
このブログではあまり古典アンティークのご紹介してませんね。
最近は古典的なインテリアよりも、
インダストリアルスタイルなどの新しいインテリアの取り扱いが増えてきています。
確かに近年、
近代デザインなど比較的シンプルなデザインのインテリアに注目が集まっています。
ですが当店の商品チョイスは、
古典的なアンティークの人気がないことからきているわけではなく、
取り扱いのしやすさと、
オーナーの個人的な趣味によるものが大きいです…
だんだんアンティークショップというより、
ヴィンテージショップに近づいてきた当店と言った雰囲気です。
以前までが博物館的な雰囲気だとしたら、
現在がインテリアショップのような雰囲気になっています。
より生活空間に馴染みやすいインテリアを、
今回はご紹介していきたいと思います!
2017年7月20日の商品紹介
では早速今回ご紹介する商品です。
今回は、
ループテーブル、
エーロ・アールニオの椅子、
シュナイダーのミュージックボックス、
マツダのメタル看板、
ライニングハウスのメタル看板、
以上5点をご紹介していきたいと思います。
Mauser Schlaufentisch


日本語で説明が出来ないので、
タイトルがドイツ語のままです…
ループテーブルという種類のテーブルで、
ドイツのマウザーヴェルケというメーカーが製作したものです。
(武器の会社とは別物です)
日本ではあまり馴染みのないマウザーですが、
ドイツではかなり有名で、
マウザーの残した多くの家具は現在でも多くの人に愛されています。
こちらのループテーブルは1950年代頃のものです。
テーブルの面部分はレザーで、
ループテーブルという名称の語源にもなった脚の部分が印象的です。
年代的にはやや新しいのですが、
バウハウススタイルなどにとても良く合うテーブルです。
シンプルさを活かして、
このテーブルだけをインテリアにしても素敵です。
サイズは最大直径79cmと大き目です。
高さが60.5cmと低めなので、
ダイニングテーブルとしては不向きですが、
リビングルームのテーブルやコーヒーテーブルなどとして活躍してくれます。
価格は400ユーロです。
エーロ・アールニオ 椅子


次の商品は先ほどご紹介したループテーブルと相性のいい椅子です。
こちらの椅子は、
エーロ・アールニオというフィンランドのデザイナーのデザインの椅子です。
エーロ・アールニオと言えば、
ボールチェアと呼ばれる球体を斜めに2/3程切り取って椅子にしたデザインが有名ですね。
(説明が下手でごめんなさい…検索するとすぐ写真出てきますよ。)
こちらの椅子はエグゼクティブチェアと呼ばれるデザインで、
1960年代後半のデザインの物です。
ボールチェアのようなポップなデザインとは異なり、
こちらのデザインはバウハウススタイルです。
シンプルなのに存在感抜群のこの椅子は、
他のデザイナーズインテリアと合わせても、
この椅子単体をインテリアとして使用しても引き立ちます。
価格は280ユーロです。
シュナイダー ミュージックボックス


続いての商品は、
ドイツのシュナイダー・ルンドフンクヴェルケのミュージックボックスです。
このシュナイダーという会社は現在は廃業しています。
こちらのミュージックボックスは、
interexclusiv 2002 という型で、
ラジオとレコードプレーヤーがセットになっています。
1960年代~1970年代頃のもので、
サイズがおよそ103x78x40 cmと、
現在では信じられないくらい巨大なラジオです。
大きいのですが、
スタイリッシュなデザインなのでインテリアとして活躍してくれそうです。
下段がスピーカーになっているのですが、
中央部分は収納スペースになっているので、
スピーカー自体は残念ながらそんなに大きくありません。
レトロなミュージックボックスを、
インテリアとして飾ってみると面白そうですね。
価格は150ユーロです。
マツダ 看板

続いての商品はマツダのメタル看板です。
マツダと聞くと日本の車!と思ってしまうのですが、
こちらのマツダは車のマツダではありません。
こちらのマツダはアメリカの電球のブランドで、
Shelby社というアメリカの会社のブランドです。
もう全然日本車と関係ありません。
こちらのマツダの看板はフランス製です。
フランス語で、
「マツダバッテリー販売所」と記載されています。
ですので電気屋さんの看板だったんでしょうね。
ちなみに裏面も同じペイントが施されています。
ちょっとだけ昔のナショ〇ルの看板を思い出させます…
さてこちらの看板ですが、
大きさは45x42 cmで取り扱いしやすい大きさです。
価格も60ユーロとお求めやすい価格です。
ポップなデザインのメタル看板、
インダストリアルスタイルやロカビリーなどと合わせて楽しんでいただきたいです!
Reininghaus Bier 看板

今回の最後の商品紹介です。
最後はオーストリアのビール醸造所、
ライニングハウスのメタル看板です。
ライニングハウスはオーストリアのグラーツで、
1855年から醸造を開始したビール醸造所です。
ビール醸造所にしては若干新しいです。
第二次世界大戦後からはライニングハウスの醸造所ではなく、
Puntigamという醸造所でビール醸造を開始し現在に至ります。
(こちらもグラーツです。)
オーストリア国内には、
数えきれないほどの醸造所があるので、
未だ見たこともない銘柄がたくさん存在します。
特に州が変わると全く見かけないなんてざらにあるので、
まだまだ知らないビールがたくさんあるんだろうなと思います…
さて、
オーストリアのビール会社の看板は比較的古典的なデザインが多いのです。
(特に字体が)
メタル看板という近代デザインと良く合う素材と、
古典デザインの融合は、
ポップになり過ぎないインテリアとして重宝しそうです。
大きさは約95x70 cmと大きく、
鮮やかな赤い色と相まってとても目を引く看板です。
(重いので取り扱い注意です!)
記念すべき100記事目でした
ちなみにですが…
今回の記事が当店のブログの記念すべき100記事目でした!
当初の思惑よりもはるかに時間がかかった100記事目、
(8か月かかりましたね…)
無事に完成して感無量です。
明日からは200記事目指して頑張っていくことになるのですが、
多分もっと時間がかかりそうですね。
これからも良い商品をたくさん入荷して、
面白い記事をたくさん紹介出来たらいいなと思います。
一人でネタを考えるのはキツイ時もあるので、
アンティークやヴィンテージで知りたいことがあったらリクエスト頂けると喜びます!
頑張って書きます!
101記事以降もどうぞよろしくお願いいたします!
m(__)m